「混血」と「日本人」 : ハーフ・ダブル・ミックスの社会史

書誌事項

「混血」と「日本人」 : ハーフ・ダブル・ミックスの社会史

下地ローレンス吉孝著

青土社, 2018.9

タイトル別名

戦後日本における「混血」、「ハーフ」をめぐる人種構成 : 「日本人化/外国人化」人種プロジェクトの歴史的な展開

混血と日本人 : ハーフ・ダブル・ミックスの社会史

混血と日本人 : ハーフダブルミックスの社会史

タイトル読み

コンケツ ト ニホンジン : ハーフ ダブル ミックス ノ シャカイシ

大学図書館所蔵 件 / 291

この図書・雑誌をさがす

注記

学位論文「戦後日本における「混血」、「ハーフ」をめぐる人種構成 : 「日本人化/外国人化」人種プロジェクトの歴史的な展開」(一橋大学) を元に、データ補足、大幅な加筆・修正をしたもの

引用・参考文献: 巻末pv-xxii

内容説明・目次

内容説明

「日本人」の境界線はどのように引かれているのか。その境界は、いかに生きられているのか。混血、あいのこ、ハーフ、ミックス、ダブル…ときに侮蔑的な言葉を浴びせられ、差別され、あるときには羨望のまなざしで見つめられながら、「日本人」と「外国人」のはざまを生きてきた人びと。かれらの生きた戦後史と、現代を生きるかれらの生活史をたどることで、もうひとつの「日本」の輪郭線が浮かび上がる。戦後史研究の新たな展開。

目次

  • 第1部 「混血」の戦後史(敗戦と「混血児問題」の時代 一九四五〜一九六九年;豊かさと「ハーフ」の時代 一九七〇〜一九八九年;「多文化共生」と「ダブル」の時代 一九九〇〜二〇〇〇年;「ハーフ」の多様化の時代 二〇一〇年〜)
  • 第2部 「混血」の生活史(「あなたはナニジン?」—日常生活における人種経験;「ハーフ」の捉えがたさ;「日本人らしさ」がもたらす人種化の力学—家族・学校・労働・ストリートの現場から;「日本人」と「外国人」に二分される世界を生きる)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ