いにしえの恋歌 : 和歌と漢詩の世界

書誌事項

いにしえの恋歌 : 和歌と漢詩の世界

彭丹著

(筑摩選書, 0166)

筑摩書房, 2018.10

タイトル読み

イニシエ ノ コイウタ : ワカ ト カンシ ノ セカイ

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主要参考文献: p269-279

内容説明・目次

内容説明

和歌と漢詩。古代東アジアに誕生した二つの傑出した言語芸術は、それぞれ共通点を持ちながらも、独自の世界をつくりあげてきた。本書は、両者の「恋歌」を入口に、その豊穣な世界を逍遙し、魅力を語る。そして古代の日本と中国に生きた人々の心情と運命に迫る。日中の文化をともによく知る気鋭の比較文学者による、渾身の一冊。

目次

  • 第1章 若菜—風と花と月(「関雎」の恋;「籠もよみ籠持ち」の恋 ほか)
  • 第2章 恋の声—無声の声(文字の声;琴の声 ほか)
  • 第3章 秘すれば恋—真々假々(忍ぶ恋;神女に恋する ほか)
  • 第4章 恋と宇宙—水遠と刹那(深閨の恋;脱出 ほか)
  • 第5章 恋の終焉—もののあはれと雅怨(雅と悲;もののあはれの悲と雅 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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