老いと記憶 : 加齢で得るもの、失うもの

書誌事項

老いと記憶 : 加齢で得るもの、失うもの

増本康平著

(中公新書, 2521)

中央公論新社, 2018.12

タイトル別名

老いと記憶 : 加齢で得るもの失うもの

タイトル読み

オイ ト キオク : カレイ デ ウル モノ、ウシナウ モノ

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注記

主要参考文献: p194-206

内容説明・目次

内容説明

加齢によって、記憶は衰える—。それが一般的なイメージだろう。だが、人間のメカニズムはもっと複雑だ。高齢者心理学の立場から、若年者と高齢者の記憶の違いや、認知機能の変化など、老化の実態を解説。気分や運動、コミュニケーションなどが記憶に与える影響にも触れ、人間の生涯で記憶の持つ意味をも問う。加齢をネガティブに捉えず、老いを前向きに受け入れるヒントも見えてくる。

目次

  • 第1章 衰える記憶、衰えない記憶(記憶のエイジングパラドクス;車を停めた場所は忘れても、車の運転は忘れない ほか)
  • 第2章 記憶と物忘れ(衰える記憶への対処;興味関心が記憶をうながす ほか)
  • 第3章 訓練によって記憶の衰えは防げるのか(認知症となっても症状がみられないケース;訓練の効果は限定的 ほか)
  • 第4章 認知症予防および低下した認知機能の改善に向けて(なぜ認知症予防は注目されているのか?;認知症について ほか)
  • 第5章 高齢期の記憶の役割(記憶は記録ではない;生み出される記憶 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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