日本語「標準形 (スタンダード) 」の歴史 : 話し言葉・書き言葉・表記
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日本語「標準形 (スタンダード) 」の歴史 : 話し言葉・書き言葉・表記
（講談社選書メチエ, 704 . 日本語の焦点||ニホンゴ ノ ショウテン）
講談社, 2019.6
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日本語標準形の歴史 : 話し言葉書き言葉表記
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ニホンゴ スタンダード ノ レキシ : ハナシコトバ カキコトバ ヒョウキ
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Description and Table of Contents
Description
標準語というと、我々は明治以降の、現在テレビのアナウンサー等がしゃべる言葉を思い浮かべてしまう。もともとは東京の山の手の言葉がひろまって、今の標準語になったのだろう、と。しかし、本書では、江戸期以来、一貫して日本語には標準語があった、と考える。これを、明治以降のあの「標準語」と区別して、「スタンダード」と呼ぶことにする。東京語が標準語になったのではない。「スタンダード」が、東京語をつくったのだ！
Table of Contents
- 第１章 話し言葉のスタンダード（話し言葉と書き言葉、方言と中央語；中央語からスタンダードへ；スタンダードの楕円化；明治維新；「標準語」）
- 第２章 書き言葉のスタンダード（近現代口語体；普通文；近世標準文語文；中世書き言葉スタンダード；漢文、漢文訓読、漢文訓読体（漢文訓読調）、変体漢文、和漢混淆文；記録体、仮名文、和文）
- 第３章 表記のスタンダード（表記法大概；片仮名の使用；音韻と仮名；仮名遣い；近代仮名遣い問題；活字印刷）
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