大学入試改革は高校生の学習行動を変えるか : 首都圏10校パネル調査による実証分析
著者
書誌事項
大学入試改革は高校生の学習行動を変えるか : 首都圏10校パネル調査による実証分析
(MINERVA社会学叢書, 56)
ミネルヴァ書房, 2019.6
- タイトル別名
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大学入試改革は高校生の学習行動を変えるか : 首都圏10校パネル調査による実証分析
- タイトル読み
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ダイガク ニュウシ カイカク ワ コウコウセイ ノ ガクシュウ コウドウ オ カエルカ : シュトケン 10コウ パネル チョウサ ニヨル ジッショウ ブンセキ
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注記
文献: p185-189
内容説明・目次
内容説明
現在、高校・入試・大学の三位一体改革が進行中だが、高校生の学習行動で明らかになっていることは多くなく、具体的な裏づけを欠いたままの教育政策が危惧されている。はたしていまどきの高校生はどれほどの時間を学習に割きそれは3年間でどう変わるのか、高校生にとって大学入試の存在はいかほどの重要性があり、入試改革にはどれほどの効果が見込めるのか。本書は、首都圏の進学校ならびに進学中堅校に通う高校生約3300人を対象に行ったパネル調査から、高校生の学習行動の実態を詳細に描き出す。
目次
- なぜ、「高校生の学習行動」なのか
- 第1部 調査の概要と基礎分析(研究方法と調査の概要;学習行動の実相—高校3年間の変化を追う)
- 第2部 学習行動を左右するもの(大学入試は学習誘因となるか—学習時間の変化とその背景;定期考査の位置づけ—進学中堅校の悩ましさ;入試方法志向の変化とそのメカニズム;部活動と学習の距離をどうみるか;進学中堅校「猛勉強型」の悩ましさ—友人は学習の「同志」なのか「敵」なのか)
- 第3部 首都圏高校生たちにみる「学習行動の多様性」(女子の学習行動—その特性が示唆する課題は何か;進学校の多様性)
- 高校生の学習行動の構造と大学入試・高大接続改革
「BOOKデータベース」 より