ヒューマンエラーの心理学
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書誌事項
ヒューマンエラーの心理学
(ちくま新書, 1423)
筑摩書房, 2019.7
- タイトル読み
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ヒューマン エラー ノ シンリガク
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注記
参考文献: p257-269
内容説明・目次
内容説明
たとえば直観的に動いて失敗した。だから今度はじっくり考えて行動したのに、やはり選択を誤ってしまった。または、はっきり記憶している経験が、実はぜんぜん違うものだった…など誰でも体験があるだろう。人間とは、間違える動物である。それは認知的な処理能力に制約や限界があるため。だが、それらを知って上手にいかせば、ミスを減らすことができる。自分のことは当然ながら、仕事や教育、災害現場などで、他人を思い通りに動かせるかもしれない。不思議な錯覚・錯視から危険な認知バイアスの理由まで、心理学が解き明かした、人間の知覚の本質とは。
目次
- 第1章 人間は間違える—知覚認知が誤りやすい理由
- 第2章 音を見る、光を聴く—感覚はウソをつく
- 第3章 身体と感情—錯覚は知覚や心理にどう影響するか
- 第4章 直観はなぜ間違えるのか—確率的特性と合理的判断
- 第5章 認知的バイアスに見る人間特性—思い込みと選択ミス
- 第6章 改変される経験の記録—記憶の誤りとでっちあげ
- 第7章 機械への依存とジレンマ—合理的判断が最適とは限らない
- 第8章 人間の適応戦略—錯誤を自覚することの大切さ
「BOOKデータベース」 より