「巨人」が夢見たもの
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「巨人」が夢見たもの
(中公新書, 2550 . 大隈重信||オオクマ シゲノブ ; 上)
中央公論新社, 2019.7
- タイトル別名
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巨人が夢見たもの
- タイトル読み
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「キョジン」ガ ユメ ミタ モノ
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内容説明・目次
内容説明
政治家、言論人、早稲田大学初代総長など多面的な活動で知られる大隈重信。一八三八年、佐賀に生まれ、幕末に志士として活躍。明治維新後は、官僚として頭角を現し、木戸孝允、大久保利通、三条実美らの右腕として、参議兼大蔵卿などを務める。明治十四年の政変で失脚するも、立憲改進党を率い、藩閥政府と対峙。時流を機敏にとらえ、一八九八年には総理大臣に就任する。上巻では、若き日から念願の組閣までを描く。
目次
- 大隈重信はどのように描かれてきたか
- 第1部 青春編(人格の形成と維新への志—幕末の佐賀藩;列強との交渉で抜きんでる—維新後のキリシタン・財政問題)
- 第2部 飛躍編(木戸孝允派の実力大蔵官僚—急進改革路線の推進;木戸派からの排除—廃藩置県以降;独自の基盤構築への模索—留守政府・征韓論政変;大久保利通を支える—台湾出兵・西南戦争)
- 第3部 希望編(自由民権運動に賭ける—明治十四年政変;イギリス風の政治と「国権」—立憲改進党の党首;条約改正の失敗—強気の外相;初期議会の可能性を探る—「責任内閣」論と日清戦争)
- 第4部 力闘編(ポピュリズム的手法—日清戦後の経済論・対外硬と進歩党;薩摩派との関係を断つ—松隈内閣での決断;念願の組閣—隈板内閣の一二二日)
「BOOKデータベース」 より