「巨人」が築いたもの
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書誌事項
「巨人」が築いたもの
(中公新書, 2551 . 大隈重信||オオクマ シゲノブ ; 下)
中央公論新社, 2019.7
- タイトル別名
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巨人が築いたもの
- タイトル読み
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「キョジン」ガ キズイタ モノ
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注記
主要参考文献: p361-371
大隈重信年譜: p372-379
内容説明・目次
内容説明
大隈内閣は内紛のため四ヵ月で瓦解。苦難の時期を迎えるも、日露戦争後に早稲田大学総長や文明論者として活動、全国を積極的に遊説した。一九一四年に二度目の組閣を迎え、第一次世界大戦という難局にあたり日本の舵を取る。時にポピュリズム的手法を用い、「大平民」政治家として広汎な支持を集めた。下巻は、一九二二年に没するまでの「巨人」の後半生と晩年を辿る。葬儀に「百万人」が駆けつけた大隈の魅力を描き切る。
目次
- 第5部 忍耐編(東アジア情勢の激変への対応—義和団の乱;再組閣への気力—日露戦争;不遇の時代の意気込み—日露戦争後の立憲政治と日中関係;文明論の展開—早大総長の日露戦後)
- 第6部 老熟編(政界の流動化に希望を見る—大正新政;二度目の組閣—第一次世界大戦に参戦;イギリス風政党政治をめざす—山県閥・薩摩閥・政友会との戦い;加藤高明しかいない—二十一ヵ条要求の落とし穴;「世界改造」と国内調和の願い—ヴェルサイユ講和会議・労働運動)
- 過熱した大隈ブームとは
「BOOKデータベース」 より