書誌事項

災害記録を未来に活かす

鈴木親彦責任編集

(デジタルアーカイブ・ベーシックス, 2)

勉誠出版, 2019.8

タイトル読み

サイガイ キロク オ ミライ ニ イカス

大学図書館所蔵 件 / 200

注記

監修: 今村文彦

文献あり

内容説明・目次

内容説明

記録を残し、伝えていくこと、そして、デジタルアーカイブを防災に活用することの意義。2011年の東日本大震災、2014年の豪雨による広島市の土砂災害、2016年の熊本地震…。こうした震災・災害の記憶を風化させず、同時に未来の防災に活かしていくためにも、その記録を、いかに残していくか。各種機関・企業が行なっているデジタルアーカイブの取り組みの実例を紹介。

目次

  • 序論 震災・災害デジタルアーカイブの今日的意義—新しい防災文化の創生を目指して
  • 第1部 震災・災害の記録を残すことの意義と目的(震災・災害アーカイブの役割と歴史的変遷と現状;放送局による東日本大震災アーカイブの意義—NHK東日本大震災アーカイブスを事例に;震災の記録を横断する—国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)の意義と課題)
  • 第2部 復興に向けて人々の声、地域の歴史を残す(東北からの声—口承記録デジタルアーカイブから防災・減災のためのアプリケーションへ;「命の軌跡」は訴える—東日本大震災、地方紙とデジタルアーカイブ;市民の力で地震史料をテキスト化「みんなで翻刻」)
  • 第3部 未来のためのデジタルアーカイブ—震災・災害情報の利活用(災害の非可逆性とアーカイブの精神—デジタル台風・東日本大震災デジタルアーカイブ・メモリーグラフの教訓;歴史地震研究と日記史料有感地震データベース;防災科学技術研究所の災害資料とデジタルアーカイブ—自然災害資料の収集・整理・発信;記憶の解凍—資料の“フロー”化とコミュニケーションの創発による記憶の継承)

「BOOKデータベース」 より

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