菅原道真 : 学者政治家の栄光と没落

書誌事項

菅原道真 : 学者政治家の栄光と没落

滝川幸司著

(中公新書, 2559)

中央公論新社, 2019.9

タイトル別名

菅原道真

タイトル読み

スガワラノ ミチザネ : ガクシャ セイジカ ノ エイコウ ト ボツラク

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注記

参考文献: p255-261

菅原道真略年譜: p262-264

内容説明・目次

内容説明

学者ながら右大臣に昇進するが、無実の罪で大宰府に左遷された菅原道真(845〜903)。藤原氏の専横が目立ち始めたこの時期、学問を家業とした道真は、英邁で名高く、宇多天皇に見出され異例の出世を果たす。天皇による過大な評価・重用に苦悩しつつも、遣唐使派遣など重大な国政に関与。だが藤原氏の策謀により失脚する。本書は、学者、官僚、政治家、漢詩人として、多才がゆえに悲劇の道を辿った平安貴族を描き出す。

目次

  • 序章 儒者世界にそびえ立つ家系—学問の家
  • 第1章 苦学の日々—文章生、文章得業生から官僚へ
  • 第2章 文章博士時代—父祖の跡を嗣ぐ
  • 第3章 讃岐守時代—国司の政務と詩人意識
  • 第4章 右大臣への道—宇多天皇の近臣として
  • 第5章 万事皆夢の如し—大宰府への左遷

「BOOKデータベース」 より

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