アリストテレス生物学の創造

書誌事項

アリストテレス生物学の創造

アルマン・マリー・ルロワ [著] ; 森夏樹訳

みすず書房, 2019.9

タイトル別名

The lagoon : how Aristotle invented science

アリストテレス : 生物学の創造

タイトル読み

アリストテレス セイブツガク ノ ソウゾウ

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注記

各巻頁付け: 上(291, 63p, 図版1枚 : 挿図). 下(p294-586, 35 : 挿図)

参考文献リスト: 上: 巻末p52-63

参考文献解題: 上: 巻末p23-51. 下: 巻末p12-32

索引あり

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784622088349

内容説明

アリストテレスは超一級の生物学者だった—しかも、史上一人目の。自身も進化と発生学の研究者である著者は、『動物誌』を中心にアリストテレスの生物学を調べあげ、2400年前の超人的先駆者の着眼と構想を掘り起こした。形態、発生、代謝、分類、老化、情報の継承まで—それは古くて新しい、ブリリアントな生物学だ。本書はそんなアリストテレスの生物学的仕事の全貌を鮮やかに描き出すとともに、時代を超えて探求され続ける生物学の精髄を読み解く。

目次

  • エラトー書店にて
  • 人智の及ぶところ
  • 解剖
  • 自然
  • イルカのいびき
  • 道具
  • 鳥の風
  • コウイカの霊魂
巻冊次

下 ISBN 9784622088356

内容説明

下巻では遺伝や生活史の理論、ダーウィンとの比較のほか、自然発生説やコウイカ大論争といったテーマに端を発する近代以降の生物学のターニングポイントにもスポットライトを当て、その随所にアリストテレスの影を色濃く浮かびあがらせる。また、アリストテレスの生物学と哲学がどのように結びついていたか、それらがいかに現代の生物学の体系の中核に引き継がれているかについても掘り下げる。科学革命以来の数百年間、ほとんど蔑ろにされ忘れられていた偉大な生物学者を、著者はダーウィンやリンナエウスと比肩する先達として見事に蘇らせている。

目次

  • ヒツジの谷
  • カキのレシピ
  • イチジク、蜜蜂、魚
  • 石の森
  • 宇宙
  • ピュラー海峡
  • 補遺

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

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