法の原理 : 自然法と政治的な法の原理
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法の原理 : 自然法と政治的な法の原理
(ちくま学芸文庫, [ホ22-1])
筑摩書房, 2019.11
- タイトル別名
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The elements of law natural and politic
法の原理 : 自然法と政治的な法の原理
- タイトル読み
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ホウ ノ ゲンリ : シゼン ホウ ト セイジテキナ ホウ ノ ゲンリ
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注記
2016年行路社刊の文庫化に際し,明らかな誤りは適宜訂正し,ルビを増やした
底本: Thomas Hobbes, The Elements of law / Natural and Politic, edited by Ferdinand Tönnies (Simpkin, Marshall, and Co., 1889). 目次については、他の版の通例を参照して、訳者が整理
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
「人間の本性とはなんであるか、政治体とはなんであるか、また、いわゆる法とはなんであるか」。1640年に発表された最初の政治理論で、ホッブズはこれらの問いに答える。人間本性の分析を通して描き出される、自然状態=戦争状態。そこから脱する政治体として、選ばれるべきものは何か—。大著『リヴァイアサン』へと発展する議論の核心は、本書のうちに用意されているといってよい。イングランドが政治的混乱に見舞われるなか、ホッブズの願いは、自らの学説によって人々に平和への指針を示すことにあった。「ホッブズ哲学の最良の展開の一つ」と評される作品を、達意の訳文と充実した訳注でおくる。
目次
- 第1部 自然的人格としての人間について(人間の自然的能力の一般的区分;感覚の原因;想像および想像の種類について;いろいろな種類の心の推理について;名辞、推理、および言語の推論 ほか)
- 第2部 政治体としての人間について(コモンウェルスの設立に必要なことがらについて;三種類のコモンウェルスについて;主人の権力について;父親の権力および世襲の王国について;各種類の統治の不都合の比較 ほか)
「BOOKデータベース」 より