「現実」とは何か : 数学・哲学から始まる世界像の転換
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書誌事項
「現実」とは何か : 数学・哲学から始まる世界像の転換
(筑摩選書, 182)
筑摩書房, 2019.12
- タイトル別名
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現実とは何か : 数学哲学から始まる世界像の転換
- タイトル読み
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「ゲンジツ」トワ ナニカ : スウガク・テツガク カラ ハジマル セカイゾウ ノ テンカン
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注記
注: p251-261
内容説明・目次
内容説明
「現われの学」としての現象学と、「同じさの数学」としての圏論がひとつになる。思考と生、その両方に関わる根本原理を追究した画期的試論。
目次
- 第1章 実体から不定元へ—「量子場」概念の根本的再考(「場」とは何か—二重スリットの実験から;粒子も場も実体ではない—真に現われているものへ ほか)
- 第2章 「数学」とは何をすることなのか—非規準的選択(数学における非規準的選択;非規準的選択と普遍性 ほか)
- 第3章 「現われること」の理論—現象学と圏論(現象学における「変わらないもの」;圏から「同じもの」へ ほか)
- 第4章 置き換え可能性から自由へ—現実論のポテンシャル(再び置き換え可能性をめぐって;「私」—「自己」の問題 ほか)
- 第5章 “自由”から現実を捉えなおす—決定論から非可換確率論へ(決定論を吟味する;因果のなかでの自由—現実の一般構造 ほか)
「BOOKデータベース」 より