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笑いの哲学

木村覚著

(講談社選書メチエ, 729)

講談社, 2020.7

Title Transcription

ワライ ノ テツガク

Available at  / 207 libraries

Note

文献一覧: p238-244

Description and Table of Contents

Description

笑いは良いものなのか、それとも悪いものなのか。日常のさまざまな状況や関係の中に生まれる笑いについて、西洋哲学は「優越感」を、あるいは「小心さ」を見た。しかし、そもそも笑いという現象を解く一個の原理があるのだろうか。本書では「笑いとは平穏な日常の破裂である」という視点から、「優越」「不一致」「ユーモア」の笑いを分析、日本社会の笑いの状況を見渡しつつ、秩序・掟への揺さぶりとしての笑いの可能性を考える。

Table of Contents

  • 第1章 優越の笑い(優越の笑いと笑ってはいけない問題;笑ってはいけない問題とステレオタイプ;優越の笑いが変容するとき)
  • 第2章 不一致の笑い(不一致の笑いについて;「笑いの空間」の成立条件;「笑わせる者」と「笑う者」とのすれ違い)
  • 第3章 ユーモアの笑い(ユーモアと気分の感染;日本社会とユーモア;お笑い以外のユーモア戦略;日本社会の中でユーモアが育まれる条件)

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Details

  • NCID
    BB3146195X
  • ISBN
    • 9784065202937
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    244p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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