笑いの哲学
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笑いの哲学
(講談社選書メチエ, 729)
講談社, 2020.7
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ワライ ノ テツガク
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Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
141.6/Ki39110082208
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University of Tsukuba Library, Library on Library and Information Science
141.6-Ki3910020014804
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文献一覧: p238-244
Description and Table of Contents
Description
笑いは良いものなのか、それとも悪いものなのか。日常のさまざまな状況や関係の中に生まれる笑いについて、西洋哲学は「優越感」を、あるいは「小心さ」を見た。しかし、そもそも笑いという現象を解く一個の原理があるのだろうか。本書では「笑いとは平穏な日常の破裂である」という視点から、「優越」「不一致」「ユーモア」の笑いを分析、日本社会の笑いの状況を見渡しつつ、秩序・掟への揺さぶりとしての笑いの可能性を考える。
Table of Contents
- 第1章 優越の笑い(優越の笑いと笑ってはいけない問題;笑ってはいけない問題とステレオタイプ;優越の笑いが変容するとき)
- 第2章 不一致の笑い(不一致の笑いについて;「笑いの空間」の成立条件;「笑わせる者」と「笑う者」とのすれ違い)
- 第3章 ユーモアの笑い(ユーモアと気分の感染;日本社会とユーモア;お笑い以外のユーモア戦略;日本社会の中でユーモアが育まれる条件)
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