温暖化で日本の海に何が起こるのか : 水面下で変わりゆく海の生態系

書誌事項

温暖化で日本の海に何が起こるのか : 水面下で変わりゆく海の生態系

山本智之著

(ブルーバックス, B-2148)

講談社, 2020.8

タイトル別名

サンゴ礁からの警鐘

温暖化で日本の海に何が起こるのか : 水面下で変わりゆく海の生態系

タイトル読み

オンダンカ デ ニホン ノ ウミ ニ ナニ ガ オコルノカ : スイメンカ デ カワリユク ウミ ノ セイタイケイ

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注記

講談社HPで連載された「サンゴ礁からの警鐘」をもとに大幅に加筆し書籍化したもの

引用・参考文献一覧: p295-297

索引あり

内容説明・目次

内容説明

地球温暖化の影響は、海面上昇や異常気象など「目に見える」形で現れつつある。その一方で、人の目につきにくい「水面下」でも、異変が進行中だ。世界平均を上回るペースで「海の温暖化」が進む日本近海とその生態系に、どんな変化が起きているのか。その結果、日本の海から姿を消すと危惧される生物とは?「未来の海」を先取りする島で目撃された、驚きの光景とは?私たちの大好きなあの海産物が、もう食べられなくなるかもしれない—。

目次

  • 第1章 「美ら海」からの警鐘—変貌する「海の熱帯雨林」(サンゴ礁を襲う悲劇;「共生」が織りなす豊かな生態系 ほか)
  • 第2章 日本近海で生じつつある「異変」—北上する生き物たち(変わりゆく「日本の海」—地球温暖化でなにが起きるか;「死滅回遊魚」のゆくえ ほか)
  • 第3章 食卓から「四季」が消える—春のサワラから秋のサンマ、冬のカキ・フグまで(“春”サワラ—急増する日本海で食文化に変容が;“春”イカナゴ—伝統の食文化に迫る危機 ほか)
  • 第4章 海洋生態系を脅かす「もう一つの難題」—「酸性化」が引き起こすこと(加速する海洋酸性化—低下しつつある海水のpH;「人為起源二酸化炭素」が引き起こす海の“生活習慣病” ほか)
  • 第5章 どうなる?未来のお寿司屋さん—マグロやホタテ、アワビやノリも食べられなくなる!(「海のダイヤ」クロマグロの未来—卵と赤ちゃんが危ない;ホタテガイに迫る危機—日本産が消滅する? ほか)

「BOOKデータベース」 より

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