民衆暴力 : 一揆・暴動・虐殺の日本近代

書誌事項

民衆暴力 : 一揆・暴動・虐殺の日本近代

藤野裕子著

(中公新書, 2605)

中央公論新社, 2020.8

タイトル別名

民衆暴力 : 一揆暴動虐殺の日本近代

タイトル読み

ミンシュウ ボウリョク : イッキ・ボウドウ・ギャクサツ ノ ニホン キンダイ

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注記

主要参考文献: p215-220

内容説明・目次

内容説明

現代の日本で、暴動を目撃する機会はまずないだろう。では、かつてはどうだったのか。本書は、新政反対一揆、秩父事件、日比谷焼き打ち事件、関東大震災時の朝鮮人虐殺という四つの出来事を軸として、日本近代の一面を描く。権力の横暴に対する必死の抵抗か、それとも鬱屈を他者へぶつけた暴挙なのか。単純には捉えられない民衆暴力を通し、近代化以降の日本の軌跡とともに国家の検力や統治のあり方を照らし出す。

目次

  • 序章 近世日本の民衆暴力
  • 第1章 新政反対一揆—近代化政策への反発
  • 第2章 秩父事件
  • 第3章 都市暴動、デモクラシー、ナショナリズム
  • 第4章 関東大震災時の朝鮮人虐殺
  • 第5章 民衆にとっての朝鮮人虐殺の論理

「BOOKデータベース」 より

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