世界の「住所」の物語 : 通りに刻まれた起源・政治・人種・階層の歴史

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世界の「住所」の物語 : 通りに刻まれた起源・政治・人種・階層の歴史

ディアドラ・マスク著 ; 神谷栞里訳

原書房, 2020.9

Other Title

The address book : what street addresses reveal about identity, race, wealth, and power

世界の住所の物語 : 通りに刻まれた起源政治人種階層の歴史

Title Transcription

セカイ ノ 「ジュウショ」 ノ モノガタリ : トオリ ニ キザマレタ キゲン・セイジ・ジンシュ・カイソウ ノ レキシ

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Description and Table of Contents

Description

住所はどのように作られたのか、人は住所に何を読み取るのか。住所のない古代ローマの移動方法から人の居住地の特定による近代国家のはじまり、デジタル式住所が変革を起こそうとしている現在まで、都市と人間の秘められた物語を描く。

Table of Contents

  • 発展(コルカタ—住所はスラム街に変革をもたらすか;ハイチ—住所は疫病を防げるか)
  • 起源(ローマ—古代ローマ人は何を頼りに移動していたのか;ロンドン—通りの名称の由来は何か;ウィーン—家屋番号は権力の象徴か;フィラデルフィア—アメリカ人はなぜ番号名の通りを好むのか;日本と韓国—通りに名称は必要か)
  • 政治(イラン—通りの名称はなぜ革命家を信奉するのか;ベルリン—ナチス時代の通りの名称は「過去の克服」について何を語るのか)
  • 人種(フロリダ州ハリウッド—南部連合の通りの名称は歴史の真実を語るのか;セントルイス—マーティン・ルーサー・キング・ジュニア通りがアメリカの人種問題について語ること;南アフリカ共和国—南アフリカの道路標識は誰のものか)
  • 階級と地位(マンハッタン—通りの名称の持つ価値はどれほどか;ホームレス生活—住所不定でどのように生きるのか;未来—住所は滅亡に向かっているのか)

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