世界史のなかの東アジアの奇跡 The East Asian miracle in global history
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世界史のなかの東アジアの奇跡 = The East Asian miracle in global history
名古屋大学出版会, 2020.10
- タイトル読み
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セカイシ ノ ナカ ノ ヒガシアジア ノ キセキ
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注記
参照文献: p677-733
収録内容
- 東アジアの奇跡の意味するもの
- 勤勉革命径路の成立
- 労働集約型工業化の成立と展開
- 資源節約型径路の発見
- 南アジア型経済発展径路の特質
- 近代国際経済秩序の形成と展開 : 帝国・帝国主義・構造的権力
- 近代世界システムと人間の移動
- 19世紀前半のアジア交易圏
- 世界貿易史における「長期の19世紀」
- 東アジアにおける工業化型通貨秩序の成立
- イギリス帝国主義・シティー・工業化の世界的普及 : ケイン/ホプキンズ 『ジェントルマン資本主義の帝国』の射程
- アジア太平洋経済圏の興隆
- 東アジア・中東・世界経済 : オイル・トライアングルと国際経済秩序
- 中東軍事紛争の世界経済的文脈 : 石油・兵器・資金の循環とその帰結
- 戦後世界システムとインドの工業化
- グローバリゼーションのなかの東アジア : 1990年代の軌跡
- 熱帯生存圏と「化石資源世界経済」の衝撃
- 総括と展望
内容説明・目次
内容説明
脱“西洋中心”のグローバル・ヒストリー。豊かさをもたらす工業化の世界的普及は、日本をはじめとする「東アジアの奇跡」なしにはありえなかった。それは「ヨーロッパの奇跡」とは異なる、分配の奇跡だった。—地球環境や途上国の行方も見据え、複数の発展径路の交錯と融合によるダイナミックな世界史の姿を提示する、渾身のライフワーク。
目次
- 東アジアの奇跡の意味するもの
- 第1編 東アジア型経済発展径路の成立と展開(勤勉革命径路の成立;労働集約型工業化の成立と展開;資源節約型径路の発見;補論1 南アジア型経済発展径路の特質)
- 第2編 近代世界システム像の再構築(近代国際経済秩序の形成と展開—帝国・帝国主義・構造的権力;近代世界システムと人間の移動;19世紀前半のアジア交易圏;世界貿易史における「長期の19世紀」;東アジアにおける工業化型通貨秩序の成立;補論2 イギリス帝国主義・シティー・工業化の世界的普及—ケイン・ホプキンズ『ジェントルマン資本主義の帝国』の射程)
- 第3編 戦後世界システムと東アジアの奇跡(アジア太平洋経済圏の興隆;東アジア・中東・世界経済—オイル・トライアングルと国際経済秩序;中東軍事紛争の世界経済的文脈—石油・兵器・資金の循環とその帰結;戦後世界システムとインドの工業化;グローバリゼーションのなかの東アジア—1990年代の軌跡;補論3 熱帯生存圏と「化石資源世界経済」の衝撃)
- 総括と展望
「BOOKデータベース」 より