「徴用工」問題とは何か : 朝鮮人労務動員の実態と日韓対立

書誌事項

「徴用工」問題とは何か : 朝鮮人労務動員の実態と日韓対立

波多野澄雄著

(中公新書, 2624)

中央公論新社, 2020.12

タイトル別名

徴用工問題とは何か : 朝鮮人労務動員の実態と日韓対立

タイトル読み

「チョウヨウコウ」モンダイ トワ ナニカ : チョウセンジン ロウム ドウイン ノ ジッタイ ト ニッカン タイリツ

大学図書館所蔵 件 / 282

この図書・雑誌をさがす

注記

主要参考文献: p217-224

「徴用工」問題関連年表: p242-246

内容説明・目次

内容説明

2018年秋、韓国最高裁は「徴用工」訴訟で韓国人被害者への賠賞を日本企業に命じた。日本の最高裁でも、韓国の高裁でも原告敗訴だったが、なぜそれが一転したか—。本書は、日本統治下の朝鮮人労務者の実態から、今なぜ問題が浮上したかまでを描く。この問題は、歴史的事実、総動員体制、戦後処理、植民地主義、歴史認識、国際法理解、司法の性格など多岐にわたる。それらを腑分けして解説、日韓和解の糸口を探る。

目次

  • 第1章 帝国日本の朝鮮統治
  • 第2章 移住朝鮮人、労務動員の実態
  • 第3章 日韓会談と請求権問題—国交正常化までの対立
  • 第4章 日韓請求権協定への収斂—「一括処理方式」へ
  • 第5章 韓国最高裁判決の立論と歴史認識
  • 終章 「徴用工」問題の構図—歴史と法理

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ