多文化共生の社会への条件 : 日本とヨーロッパ、移民政策を問いなおす
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書誌事項
多文化共生の社会への条件 : 日本とヨーロッパ、移民政策を問いなおす
東京大学出版会, 2021.2
- タイトル別名
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Toward an integrated multicultural society : Japan and Europe, reexamining the politics of immigration
多文化共生の社会への条件 : 日本とヨーロッパ移民政策を問いなおす
- タイトル読み
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タブンカ キョウセイ ノ シャカイ エノ ジョウケン : ニホン ト ヨーロッパ、イミン セイサク オ トイナオス
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注記
欧文タイトルは標題紙裏による
参考文献: 巻末pvii-xxii
内容説明・目次
内容説明
「移民社会」としての日本。その30年の軌跡をたどり、未来を展望する。入管法改正により事実上の外国人労働者受入れを始めてからおよそ30年。いまや外国人とともに暮らす日常は当たり前のものになっている。しかし、そこにはなお多くの問題点が存在する。ヨーロッパとの比較も用いながらあらためて描き出す、「移民社会としての日本」の姿とは。
目次
- 現代イミグレーション政策を問う
- 日本はどのような外国人労働者受入れ国になったのか—イミグレーションの「一九九〇年レジーム」を問う
- 日本のイミグレーション政策にみるナショナリズムと血統重視—外国人労働者の受入れの若干の側面
- 外国人/移民の社会的統合に向けて—地域社会における参加と共生
- 移民第二世代の就学にみる社会的統合と排除—かれらの高校進学をめぐって
- 教育と言語をめぐる問題についての覚書—外国人第二世代の子どもをどう支援するか
- 国籍による包摂と排除—日本とフランスにおける移民と国籍
- ヨーロッパにみる移民の「統合」政策の含意—包摂か排除か
- 移民における失業、貧困、排外の政治—フランスの問題状況を中心に
- 移民問題の政治化—フランスの二〇一五・一六年危機とナショナル・ポピュリスト政治
- 移民・移民第二世代のプロフィール—TeO調査から
- 多文化共生を考える—共に生きられる社会とは
「BOOKデータベース」 より