男が介護する : 家族のケアの実態と支援の取り組み

書誌事項

男が介護する : 家族のケアの実態と支援の取り組み

津止正敏著

(中公新書, 2632)

中央公論新社, 2021.2

タイトル読み

オトコ ガ カイゴ スル : カゾク ノ ケア ノ ジッタイ ト シエン ノ トリクミ

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注記

引用・参考文献: p217-224

男性介護者の体験記リスト: p225-227

内容説明・目次

内容説明

かつて女性中心で行われてきた家族の介護。今では男性(夫や息子など)が担い手の3分の1を占めるが、問題は少なくない。孤立し、追い詰められた男性介護者による虐待、心中などの事件は後を絶たない。他方で介護離職を余儀なくされる人もいる。本書は、悲喜こもごものケアの実態、介護する男性が集い、支え合う各地のコミュニティの活動を、豊富なエピソードを交えて紹介。仕事と介護が両立できる社会に向けた提言を行う。

目次

  • 第1章 「真人間の世界へようこそ!」—ネットワークの10年
  • 第2章 江戸の親孝行から『恍惚の人』まで—介護する男たちはどう語られてきたか
  • 第3章 嫁はもう「絶滅危惧種」!?—家族と介護の変容
  • 第4章 団塊ジュニアの「不安」—仕事と介護のストレス
  • 第5章 「もっと群れよう、男たち!」—介護と「男の修行」
  • 終章 介護のある暮らしを社会の標準に

「BOOKデータベース」 より

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