ヨーロッパ思想史 : 理性と信仰のダイナミズム
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書誌事項
ヨーロッパ思想史 : 理性と信仰のダイナミズム
(筑摩選書, 0211)
筑摩書房, 2021.4
- タイトル読み
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ヨーロッパ シソウシ : リセイ ト シンコウ ノ ダイナミズム
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注記
参考文献(本書で参照した主な研究書のみ): p387-389
内容説明・目次
内容説明
アウグスティヌスからトマス・アクィナスに至って完成した知の体系は、ドゥンス・スコトゥスとオッカムのウィリアムにより解体される。すると、エラスムスやルターが人文主義やプロテスタンティズムを興隆させる。ロックらが近代哲学の基礎を築き、カントとヘーゲルが思想体系を完成させるも、やがてマルクスの社会思想やフォイエルバッハの人間学などで解体される—このように理性と霊性の総合から解体への転換期に新思想が創造されるというダイナミズムに注目し、ヨーロッパ思想史全体を描き出す野心的試み。
目次
- 1 古代(ギリシア思想の特質;ヘブライズムの思想的特質 ほか)
- 2 中世(中世思想の構造と展開;中世初期の思想家とスコラ哲学 ほか)
- 3 近代(ルネサンスと宗教改革の思想;宗教改革から近代思想へ ほか)
- 4 現代(現代ヨーロッパの思想状況;ヨーロッパ思想の世俗化 ほか)
「BOOKデータベース」 より