アンダーコロナの移民たち : 日本社会の脆弱性があらわれた場所

書誌事項

アンダーコロナの移民たち : 日本社会の脆弱性があらわれた場所

鈴木江理子編著

明石書店, 2021.6

タイトル別名

アンダーコロナの移民たち : 日本社会の脆弱性があらわれた場所

タイトル読み

アンダー コロナ ノ イミン タチ : ニホン シャカイ ノ ゼイジャクセイ ガ アラワレタ バショ

大学図書館所蔵 件 / 240

この図書・雑誌をさがす

注記

文献あり

収録内容

  • 社会の脆弱性を乗り越えるために / 鈴木江理子著
  • 二回目の危機 / 山野上麻衣著
  • コロナ以前/以降の重層的困難と連帯の可能性 / 巣内尚子著
  • 学べない、働けない、帰れない / 高向有理, 田中雅子著
  • 運用と裁量に委ねられた人生 / 呉泰成著
  • 社会的危機と差別 / 明戸隆浩著
  • 雇用は守られているか / 旗手明著
  • 学びとつながりの危機 / 田中宝紀著
  • セーフティネットの穴をいかに埋めるか / 大川昭博著
  • コロナ禍で発揮されたネットワークの力 / 土井佳彦著
  • 諸外国の事例を通して考える「特定技能」 / 加藤真著
  • コロナから考える統合政策 / 近藤敦著
  • 国際人口移動の流れは変化したのか / 是川夕著

内容説明・目次

内容説明

不平等を是認する社会を続けるのか。コロナ禍で移民たちが直面している困難は、日本人以上に深刻だ。雇用環境が元々脆弱な上、就職差別にも遭遇している。学びやつながりの困難を抱える人も多い。この状況下でなおも「社会の一員」の可能性を奪い、排除し続けることの意味を問う、画期的な試み。

目次

  • 1 脆弱性はいかに露呈したか(「二回目の危機」—コロナ禍における南米系移民の人々の仕事と生活;コロナ以前/以降の重層的困難と連帯の可能性—ベトナム人技能実習生への調査から;「学べない、働けない、帰れない」—留学生は社会の一員として受け入れられたのか;運用と裁量に委ねられた人生—コロナ禍で浮き彫りとなった仮放免者の処遇;社会的危機と差別—ヘイトスピーチ、直接的差別、そして公的差別)
  • 2 脆弱性をどのように支えるか(雇用は守られているか—政府のコロナ対応・外国人労働者政策を検証する;学びとつながりの危機—外国にルーツをもつ子どもの多様性を受け止める;セーフティネットの穴をいかに埋めるか—いのちをつなぐ連帯と協働;コロナ禍で発揮されたネットワークの力—愛知県内での取組みから)
  • 3 「もうひとつの社会」に向けて(諸外国の事例を通して考える「特定技能」—雇用縮小下・移動制限下での外国人労働者の受入れ;コロナから考える統合政策—日本における多文化共生施策の課題と展望;国際人口移動の流れは変化したのか—パンデミック下の実態と今後のゆくえ)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ