日本の私立大学はなぜ生き残るのか : 人口減少社会と同族経営:1992-2030

書誌事項

日本の私立大学はなぜ生き残るのか : 人口減少社会と同族経営:1992-2030

ジェレミー・ブレーデン, ロジャー・グッドマン著 ; 石澤麻子訳

(中公選書, 120)

中央公論新社, 2021.9

タイトル別名

Family-run universities in Japan : sources of inbuilt resilience in the face of demographic pressure, 1992-2030

日本の私立大学はなぜ生き残るのか : 人口減少社会と同族経営1992-2030

タイトル読み

ニホン ノ シリツ ダイガク ワ ナゼ イキノコルノカ : ジンコウ ゲンショウ シャカイ ト ドウゾク ケイエイ:1992-2030

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注記

原著 (Oxford University Press, 2020) の翻訳

参考文献: p331-355

内容説明・目次

内容説明

二〇一〇年代半ば、日本では大学の「2018年問題」がさまざまに議論されていた。十八歳人口の減少によって、日本の弱小私立大学は次々と経営破綻すると予想されたのだ。しかし今、日本の私立大学の数は逆に増えている。なぜか。著者たちは人類学者ならではのフィールドワークとデータの分析によってその謎に迫る。導き出されたのは、そのレジリエンスと「同族経営」の実態であり、内側からは見えにくい日本社会の本質でもあった。

目次

  • 序章 「2018年問題」
  • 第1章 予想されていた私立高等教育システムの崩壊
  • 第2章 日本の私立大学を比較の視点から見る
  • 第3章 ある大学の危機—MGU:1992‐2007
  • 第4章 法科大学院とその他の改革—MGU:2008‐2018
  • 第5章 日本の私立大学のレジリエンス
  • 第6章 同族ビジネスとしての私立大学

「BOOKデータベース」 より

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