原敬 : 「平民宰相」の虚像と実像
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原敬 : 「平民宰相」の虚像と実像
(中公新書, 2660)
中央公論新社, 2021.9
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原敬 : 平民宰相の虚像と実像
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ハラ タカシ : 「ヘイミン サイショウ」ノ キョゾウ ト ジツゾウ
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Note
参考文献: p311-318
略年譜: p319-324
Description and Table of Contents
Description
初の「平民」首相として、本格的政党内閣を率いた原敬。戊辰戦争で敗れた盛岡藩出身の原は苦学を重ね、新聞記者を経て外務省入省、次官まで栄進する。その後、伊藤博文の政友会に参加、政治家の道を歩む。大正政変、米騒動など民意高揚の中、閣僚を経て党の看板として藩閥と時に敵対、時に妥協し改革を主導。首相就任後、未来を見据えた改革途上で凶刃に倒れた。独裁的、権威的と評されるリアリスト原の軌跡とその真意を描く。
Table of Contents
- 第1章 明治維新後の新時代—激変のなかを生きる
- 第2章 興隆期の官界中枢へ—建設と発展のために
- 第3章 政界再編、政治への参画—立憲政治の始動
- 第4章 政権への接近—桂園体制の七年間
- 第5章 大正デモクラシーの時代—政界トップへの道
- 第6章 近代日本の政党政治確立へ—第一次世界大戦後
- おわりに—原敬が遺したもの
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