中国料理の世界史 : 美食のナショナリズムをこえて

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中国料理の世界史 : 美食のナショナリズムをこえて

岩間一弘著

慶應義塾大学出版会, 2021.9

タイトル読み

チュウゴク リョウリ ノ セカイシ : ビショク ノ ナショナリズム オ コエテ

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注記

主要参考文献: 巻末p16-41

内容説明・目次

内容説明

世界無形文化遺産への登録を目指す中国料理。北京ダックは、中華人民共和国成立後に中国を代表する料理となった。中国の料理をルーツとするラーメン、チャジャン麺、フォー、パッタイ、海南チキンライス、チャプスイが、20世紀に日本・韓国・ベトナム・タイ・シンガポール・アメリカの国民食になった。俗説を退けて史実を究明し、ナショナリズムの視点からアジア料理の形成と伝播の新たな歴史像を示す。

目次

  • 中国料理から見える世界史
  • 第1部 中国料理の形成—美食の政治史
  • 第2部 アジアのナショナリズムと中国料理
  • 第3部 米欧の人種主義とアジア人の中国料理
  • 第4部 日本食と中国料理の境界—世界史のなかの日本の中国料理
  • 国民国家が枠づける料理のカテゴリー

「BOOKデータベース」 より

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