書誌事項

黒人と白人の世界史 : 「人種」はいかにつくられてきたか

オレリア・ミシェル著 ; 児玉しおり訳

(世界人権問題叢書, 104)

明石書店, 2021.10

タイトル別名

Un monde en nègre et blanc : enquête historique sur l'ordre racial

黒人と白人の世界史 : 人種はいかにつくられてきたか

タイトル読み

コクジン ト ハクジン ノ セカイシ : 「ジンシュ」ワ イカニ ツクラレテキタカ

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注記

原著 (Seuil, c2020) の全訳

参考文献: p364-373

解説: 中村隆之

内容説明・目次

内容説明

科学的には無効であっても、政治的、社会的現実として人種は存在する。人種は、ヨーロッパ人によってどのように生み出され、正当化されてきたのか、歴史的に解明する。大西洋奴隷貿易、奴隷制、植民地主義、ル・モンド紙が「まるで小説のように読める」と評す、人種の歴史を知るための新たな基本書。

目次

  • イントロダクション—ニグロと白人、言葉の歴史
  • 第1部 奴隷制と帝国(奴隷という制度;サハラ砂漠以南のアフリカにおける奴隷制;ヨーロッパのダイナミズム ほか)
  • 第2部 ニグロの時代(ニグロのプランテーション(一六二〇〜一七一〇年);不可能な社会(一七一〇〜一七五〇年);危機に向かって(一七五〇〜一七九四年) ほか)
  • 第3部 白人の支配(ドミ・ネーション(一七九〇〜一八三〇年);奴隷制から人種へ(一八三〇〜一八五〇年);新たな支配(一八五〇〜一八八五年) ほか)

「BOOKデータベース」 より

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