南極の氷に何が起きているか : 気候変動と氷床の科学

書誌事項

南極の氷に何が起きているか : 気候変動と氷床の科学

杉山慎著

(中公新書, 2672)

中央公論新社, 2021.11

タイトル別名

南極の氷に何が起きているか : 気候変動と氷床の科学

タイトル読み

ナンキョク ノ コオリ ニ ナニ ガ オキテイルカ : キコウ ヘンドウ ト ヒョウショウ ノ カガク

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注記

主要参考文献: p194-197

内容説明・目次

内容説明

日本の面積の約40倍に及ぶ“地球最大の氷”こと南極氷床。極寒の環境は温暖化の影響を受けにくいと言われてきたが、近年の研究で急速に氷が失われつつある事実が明らかになった。大規模な氷床融解によって、今世紀中に2メートルも海面が上昇するという「最悪のシナリオ」も唱えられている。不安は現実のものとなるか。危機を回避するためにすべきことは。氷床研究の第一人者が、謎多き「氷の大陸」の実態を解き明かす。

目次

  • 第1章 「地球最大の氷」の実像—南極氷床の基礎知識
  • 第2章 南極の氷の変化をどう知るか—IPCC報告書から最新の観測手法まで
  • 第3章 崩壊する棚氷、加速する氷河—いま「氷の大陸」で何が起きているか
  • 第4章 南極の異変は私たちに何をもたらすか—氷床融解が地球環境に与えるインパクト
  • 第5章 気候変動と地球の未来—一〇〇年後の氷床変動シミュレーション
  • 終章 そして、私たちは何をすべきか—“最悪のシナリオ”vs.科学と社会の力

「BOOKデータベース」 より

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