資本主義の方程式 : 経済停滞と格差拡大の謎を解く

書誌事項

資本主義の方程式 : 経済停滞と格差拡大の謎を解く

小野善康著

(中公新書, 2679)

中央公論新社, 2022.1

タイトル読み

シホン シュギ ノ ホウテイシキ : ケイザイ テイタイ ト カクサ カクダイ ノ ナゾ オ トク

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注記

主要参考文献: p210-212

内容説明・目次

内容説明

順調に成長を続けた日米欧経済はなぜ長期停滞や格差拡大に陥ったのか。従来の経済学ではうまく説明できない。本書ではお金や富の保有願望=「資産選好」に注目し、経済が豊かになるにつれて人々の興味が消費から蓄財に向かい、経済構造が大きく変貌した経緯を解明。高度成長期を支えた従来型の金融緩和や構造改革、減税やバラマキ、教育方針が、今では無意味か逆効果であることを明らかにし、低成長時代の経済政策を提言する。

目次

  • 第1章 資本主義経済の変遷
  • 第2章 「モノの経済」から「カネの経済」へ
  • 第3章 成熟経済の構造
  • 第4章 格差拡大
  • 第5章 国際競争と円高不況
  • 第6章 政策提言

「BOOKデータベース」 より

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