言説・表象の磁場
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書誌事項
言説・表象の磁場
(シリーズ戦争と社会, 4)
岩波書店, 2022.2
- タイトル別名
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言説表象の磁場
- タイトル読み
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ゲンセツ・ヒョウショウ ノ ジバ
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注記
その他の編集委員: 石原俊, 一ノ瀬俊也, 佐藤文香, 西村明, 野上元, 福間良明
その他の執筆者: 佐藤卓己, 佐藤彰宣, 福家崇洋, 根津朝彦, 櫻澤誠, 玄武岩, 森下達, 山本昭宏
収録内容
- 「体験」「記憶」を生み出す磁場 : 戦後と冷戦後の位相 / 福間良明 [執筆]
- 国民参加のファシスト的公共性 : 戦時デモクラシーのメディア史 / 佐藤卓己 [執筆]
- ミリタリーカルチャーの出版史 : 戦記・戦史・兵器を扱うことの苦悩 / 佐藤彰宣 [執筆]
- 日本遺族会と靖国神社国家護持運動 / 福家崇洋 [執筆]
- 「戦中派」とその時代 : 断絶と継承の逆説 / 福間良明 [執筆]
- 小林金三と「満州国」建国大学 : 『北海道新聞』論説陣を支えた東アジアの視座 / 根津朝彦 [執筆]
- 沖縄戦記と戦後への問い : 「本土」への懐疑と希求 / 櫻澤誠 [執筆]
- 被害と加害を再編する結節点としての「戦後五〇年」 : 国境を越えてゆく戦後補償の運動と言説 / 玄武岩 [執筆]
- ネット時代の「歴史認識」 : 「慰安婦」「靖國」の争点化から「ネット右翼」へ / 森下達 [執筆]
- 原発災害後のメディア言説における「軍事的なもの」 : 「感謝」による統合とリスクの個人化 / 山本昭宏 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
占領、戦中・戦後の世代間対立、ベトナム戦争、冷戦終結、インターネットの普及、そして福島原発事故といった社会変容のなか、戦争認識をめぐる正しさ/誤りはどのように変遷してきたのか。また、何が語られ、何が忘れ去られてきたのか。マスメディア、ポピュラーカルチャー、社会運動などの言説と表象から、「戦争の記憶の戦後史」を描き出す。
目次
- 総説 「体験」「記憶」を生み出す磁場—戦後と冷戦後の位相
- 第1部 拮抗する「反戦」と「好戦」(国民参加のファシスト的公共性—戦時デモクラシーのメディア史;ミリタリーカルチャーの出版史—戦記・戦史・兵器を扱うことの苦悩;日本遺族会と靖国神社国家護持運動)
- 第2部 戦争体験論のポリティクス(「戦中派」とその時代—断絶と継承の逆説;小林金三と「満洲国」建国大学—『北海道新聞』論説陣を支えた東アジアの視座;沖縄戦記と戦後への問い—「本土」への懐疑と希求)
- 第3部 冷戦後の社会と前景化する記憶(被害と加害を再編する結節点としての「戦後五〇年」—国境を越えてゆく戦後補償の運動と言説;ネット時代の「歴史認識」—「慰安婦」「靖國」の争点化から「ネット右翼」へ;原発災害後のメディア言説における「軍事的なもの」—「感謝」による統合とリスクの個人化)
「BOOKデータベース」 より