世界はさわらないとわからない : 「ユニバーサル・ミュージアム」とは何か

書誌事項

世界はさわらないとわからない : 「ユニバーサル・ミュージアム」とは何か

広瀬浩二郎著

(平凡社新書, 1008)

平凡社, 2022.7

タイトル別名

世界はさわらないとわからない : ユニバーサルミュージアムとは何か

タイトル読み

セカイ ワ サワラナイ ト ワカラナイ : 「ユニバーサル・ミュージアム」トワ ナニ カ

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内容説明・目次

内容説明

「ユニバーサル・ミュージアム=誰もが楽しめる博物館」を掲げ展覧会やワークショップの開催に取り組んできた盲目の人類学者が二〇二一年、満を持して企画した大規模展覧会「ユニバーサル・ミュージアム—さわる!“触”の大博覧会」。しかし想定外の新型コロナ禍が展覧会を直撃する—。その前後、触常者として生きる著者は何を考え、何を語ったのか。さわれない時代にこそ問う「さわること」の無限の可能性。

目次

  • はじめに 「さわれない」時代の「さわらない」人々へ
  • 第1部 書く—手と頭を動かす(失明得暗—新たな「ユニバーサル」論の構築に向けて;コロナ禍と特別展—二〇二一年を振り返る;踊るようにさわる、さわるように躍る;二一世紀版「耳なし芳一」;障害当事者発のソーシャル・インクルージョンの実現に向けて—誰もが楽しめる「さわる写真」の制作と鑑賞 ほか)
  • 第2部 話す—口と体を動かす(暮らしと文化の役割—服部しほり、マクヴェイ山田久仁子、安井順一郎との対話;障害/健常境界はあるか—高橋政代との対話;他者理解の先にあるもの—岩崎奈緒子との対話;スポーツの楽しみ—竹下義樹との対話;古典芸能ルーツと未来—味方玄との対話 ほか)
  • おわりに 「誰一人取り残さない社会」は幸せなのか

「BOOKデータベース」 より

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