廃炉とは何か : もう一つの核廃絶に向けて
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書誌事項
廃炉とは何か : もう一つの核廃絶に向けて
(岩波ブックレット, No.1066)
岩波書店, 2022.8
- タイトル別名
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廃炉とは何か : もう一つの核廃絶に向けて
- タイトル読み
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ハイロ トワ ナニ カ : モウ ヒトツ ノ カク ハイゼツ ニ ムケテ
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内容説明・目次
内容説明
福島原発事故から10年以上が過ぎた。政府・東電は「40年廃炉」に向け進行中と言うが、そもそも事故炉の廃炉とは何をすることで、一体それは可能なのか。技術的不確実性の中、長期間を要するその工程をどうルール化し、誰の責任でどこまで行わせるのか。スリーマイル、チェルノブイリという二つの重要な先例と比較しながら検討する。あわせて、大量廃炉時代に突入した今、老朽原発を含めた原発廃炉のもつ人類史的重要性を指摘する。
目次
- 序章 不可解な廃炉スケジュール—福島第一は四〇年で第二は四四年?
- 第1章 「廃炉」は何を目指すのか
- 第2章 「四〇年廃炉」スケジュールはどうやって組み立てられたか
- 第3章 素通りされたスリーマイルの教訓
- 第4章 知られざるチェルノブイリの知恵
- 第5章 危うい現在地から問う「廃炉とは何か」
- 終章 「もう一つの核廃絶」に向けて
「BOOKデータベース」 より