司馬遼太郎の時代 : 歴史と大衆教養主義

書誌事項

司馬遼太郎の時代 : 歴史と大衆教養主義

福間良明著

(中公新書, 2720)

中央公論新社, 2022.10

タイトル読み

シバ リョウタロウ ノ ジダイ : レキシ ト タイシュウ キョウヨウ シュギ

大学図書館所蔵 件 / 269

この図書・雑誌をさがす

注記

主要参考文献: p263-270

司馬遼太郎作品(長編)刊行年表: p271-278

内容説明・目次

内容説明

『竜馬がゆく』『坂の上の雲』など、売上げが累計1億冊を超える大ベストセラー作家司馬遼太郎(1923〜96)。日本史を主たるテーマに、人物を個性豊かに、現代への教訓を込めて記した作品は、多くの読者を獲得。「司馬史観」と呼ばれる歴史の見方は論争ともなった。本書は、司馬の生涯を辿り、作品を紹介しつつ、その歴史小説の本質、多くの人を魅了した理由を20世紀の時代とともに描く。国民作家の入門書でもある。

目次

  • 序章 国民作家と傍流の昭和史
  • 第1章 傍系の学歴と戦争体験—昭和戦前・戦中期
  • 第2章 新聞記者から歴史作家へ—戦後復興期
  • 第3章 歴史ブームと大衆教養主義—高度成長とその後
  • 第4章 争点化する「司馬史観」—「戦後五〇年」以降
  • 終章 司馬遼太郎の時代—中年教養文化と「昭和」

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ