世界インフレの謎
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世界インフレの謎
(講談社現代新書, 2679)
講談社, 2022.10
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セカイ インフレ ノ ナゾ
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参考文献: p263-268
Description and Table of Contents
Description
経済学者が「本当の問題」に向き合う。なぜ急にインフレが始まったのか?誰も予想できなかったのか?—経済学者も中央銀行も読み間違えた!ウクライナ戦争は原因ではない?—データが語る「意外な事実」。米欧のインフレ対策は成功する?—物価制御「伝家の宝刀」が無効になった!円安・デフレの日本はどうなる?—「2つの病」に苦しむ日本には、特別な処方箋が必要。物価理論の第一人者が世界インフレという難問に格闘しながら真摯に、明快に答える!
Table of Contents
- 第1章 なぜ世界はインフレになったのか—大きな誤解と2つの謎(世界インフレの逆襲;インフレの原因は戦争ではない;真犯人はパンデミック?;より大きな、深刻な謎;変化しつつある経済のメカニズム)
- 第2章 ウイルスはいかにして世界経済と経済学者を翻弄したか(人災と天災;何が経済被害を生み出すのか—経済学者が読み違えたもの;情報と恐怖—世界に伝播したもの;そしてインフレがやってきた)
- 第3章 「後遺症」としての世界インフレ(世界は変わりつつある;中央銀行はいかにしてインフレを制御できるようになったか;見落とされていたファクター;「サービス経済化」トレンドの反転—消費者の行動変容;もう職場へは戻らない—労働者の行動変容;脱グローバル化—企業の行動変容;「3つの後遺症」がもたらす「新たな価格体系」への移行)
- 第4章 日本だけが苦しむ「2つの病」—デフレという慢性病と急性インフレ(取り残された日本;デフレという「慢性病」;なぜデフレは日本に根づいてしまったのか;変化の兆しと2つのシナリオ;コラム:「安いニッポン」現象)
- 第5章 世界はインフレとどう闘うのか(米欧の中央銀行が直面する矛盾と限界;「賃金・物価スパイラル」への懸念と「賃金凍結」;日本版賃金・物価スパイラル)
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