分析フェミニズム基本論文集
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分析フェミニズム基本論文集
慶應義塾大学出版会, 2022.11
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ブンセキ フェミニズム キホン ロンブンシュウ
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Note
その他の著者: キャスリン・ジェンキンズ, タリア・メイ・ベッチャー, ティモ・ユッテン, ロビン・ゼン, エリザベス・アンダーソン, クリスティ・ドットソン, アリソン・ワイリー
その他の編訳者: 渡辺一暁, 飯塚理恵, 小草泰
参考文献: 論末
出典一覧: p292
人名索引: p293-294
事項索引: p295-300
Contents of Works
- ジェンダーと人種 : ジェンダーと人種とは何か?私たちはそれらが何であってほしいのか? / サリー・ハスランガー著 ; 木下頌子訳
- 改良して包摂する : ジェンダー・アイデンティティと女性という概念 / キャスリン・ジェンキンズ著 ; 渡辺一暁訳
- 邪悪な詐欺師、それでいてものまね遊び : トランスフォビックな暴力、そして誤解の政治について / タリア・メイ・ベッチャー著 ; 渡辺一暁訳
- 性的モノ化 / ティモ・ユッテン著 ; 木下頌子訳
- イエロー・フィーバーはなぜ称賛ではないのか : 人種フェチに対する一つの批判 / ロビン・ゼン著 ; 木下頌子訳
- 社会制度がもつ徳としての認識的正義 / エリザベス・アンダーソン著 ; 飯塚理恵訳
- 認識的暴力を突き止め、声を封殺する実践を突き止める / クリスティ・ドットソン著 ; 小草泰, 木下頌子, 飯塚理恵訳
- なぜスタンドポイントが重要なのか / アリソン・ワイリー著 ; 飯塚理恵, 小草泰訳
Description and Table of Contents
Description
本書は、近年盛り上がりを見せる「分析フェミニズム」の重要な論文を紹介する。分析フェミニズムは、英米系の分析哲学と呼ばれる潮流のなかでフェミニズムに関わるさまざまな問いに取り組む分野である。たとえば、「女性」概念をどう定義すべきか、性的なモノ扱いとはどういうことか、マイノリティの声はどのように封じられるのか、トランスジェンダーの人々を抑圧するレトリックの根底にあるものは何か、といった問いが分析哲学の手法を用いて論じられている。本書では、形而上学、認識論、倫理学の主要なトピックから、代表的な論文8本を選定。いずれも海外のフェミニズム哲学の授業で頻繁に講読されている必読論文である。
Table of Contents
- 1 ジェンダーとは何か?(ジェンダーと人種—ジェンダーと人種とは何か?私たちはそれらが何であってほしいのか?;改良して包摂する—ジェンダー・アイデンティティと女性という概念)
- 2 性的モノ化(邪悪な詐欺師、それでいてものまね遊び—トランスフォビックな暴力、そして誤解の政治について;性的モノ化;イエロー・フィーバーはなぜ称賛ではないのか—人種フェチに対する一つの批判)
- 3 社会的権力と知識(社会制度がもつ徳としての認識的正義;認識的暴力を突き止め、声を封殺する実践を突き止める;なぜスタンドポイントが重要なのか)
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