学ぶことは、とびこえること : 自由のためのフェミニズム教育
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書誌事項
学ぶことは、とびこえること : 自由のためのフェミニズム教育
(ちくま学芸文庫, [フ50-1])
筑摩書房, 2023.5
- タイトル別名
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Teaching to transgress : education as the practice of freedom
とびこえよ、その囲いを : 自由の実践としてのフェミニズム教育
学ぶことはとびこえること
- タイトル読み
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マナブ コト ワ、トビコエル コト : ジユウ ノ タメ ノ フェミニズム キョウイク
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注記
原著 (Routledge, 1994) の全訳
2006年 新水社刊の『とびこえよ、その囲いを : 自由の実践としてのフェミニズム教育』を改題のうえ文庫化したもの
監訳者: 里見実
参考文献: p360-363
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
肌の色、ジェンダー、階級といった差異を前にして、すべての人に開かれた「学びの共同体」をつくることはできるか。まず自分自身を批判的にみつめ、変えるための教育はいかにして可能か。ブラック・フェミニストの大学教師であるベル・フックスが自らの経験をもとに、学生と教師の双方に語りかける。教室での性差別や人種差別にどう対処するか、異なる経験をいかに語り合うか、学ぶことの歓びと不安…。フレイレの批判的教育学やフェミニズムの教育思想、黒人教師の教育実践を導きに語る本書は、様々な境界を越え出る「自由の実践としての教育」のためのヒントに満ちている。
目次
- 1 関与の教育
- 2 価値観に革命を―多様な文化を尊重するために
- 3 変化を恐れない―多様な文化のなかで教える
- 4 パウロ・フレイレ
- 5 解放の実践としての理論
- 6 本質主義と経験
- 7 姉妹の手をとって―フェミニストの連帯
- 8 フェミニスト的に考える―いま教室で
- 9 フェミニストの学究生活―黒人研究者として
- 10 教えの共同体をめざして―ある対話
- 11 言葉―新しい世界と、そして新しい言葉を
- 12 教室の内なる階級を見据える
- 13 教育過程とエロス、エロティシズム
- 14 エクスタシー―とめどなき教えと学び
「BOOKデータベース」 より