キャラクターたちの運命論 : 『岸辺露伴は動かない』から『鬼滅の刃』まで
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書誌事項
キャラクターたちの運命論 : 『岸辺露伴は動かない』から『鬼滅の刃』まで
(平凡社新書, 1040)
平凡社, 2023.10
- タイトル別名
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キャラクターたちの運命論 : 岸辺露伴は動かないから鬼滅の刃まで
- タイトル読み
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キャラクター タチ ノ ウンメイロン : 『キシベ ロハン ワ ウゴカナイ』カラ『キメツ ノ ヤイバ』マデ
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注記
主要参考文献: p235-237
内容説明・目次
内容説明
伝承文学の研究者がマンガ6作品を読み、キャラクターたちの運命と物語の構造をひもとく。父殺し、錬金術、異類婚姻譚、死者と呪いなど物語に登場するモティーフの意味を分析し、広く親しまれてきた人気マンガを新たな視点で楽しむ。キャラクターたちの運命は、いつ分岐し、どのような契機によって変わっていったのか?
目次
- 1章 「運命」を決める絶対的存在‐山の神々と露伴のバトル―荒木飛呂彦『岸辺露伴は動かない』より「富豪村」
- 2章 死者と呪いと生きる「さだめ」‐冷川・三角の肉体と除霊のルール―ヤマシタトモコ『さんかく窓の外側は夜』
- 3章 「人生」の決断と死人との別離‐月島軍曹が愛した生者と死者―野田サトル『ゴールデンカムイ』
- 4章 宿命の恋、「死」に向かう愛‐異形の王と人間との異類婚姻譚―冨樫義博『HUNTER×HUNTER』
- 5章 死を与える能力で切り拓く「未来」‐マスタング大佐の心と焔―荒川弘『鋼の錬金術師』
- 6章 「終生」つづく死者との約束‐最終決戦で生き残った柱はなぜあの二人なのか―吾峠呼世晴『鬼滅の刃』
「BOOKデータベース」 より