日本の経済政策 : 「失われた30年」をいかに克服するか

書誌事項

日本の経済政策 : 「失われた30年」をいかに克服するか

小林慶一郎著

(中公新書, 2786)

中央公論新社, 2024.1

タイトル別名

日本の経済政策 : 失われた30年をいかに克服するか

タイトル読み

ニホン ノ ケイザイ セイサク : 「ウシナワレタ 30ネン」オ イカニ コクフク スルカ

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注記

参考文献: p272-276

内容説明・目次

内容説明

「失われた三〇年」とも言われる長期停滞から抜け出せない日本。なぜこれほど長く低迷が続いたのか。日本経済をバブル崩壊から振り返り、繰り広げられた論争と、実施された政策をマクロ経済学の見地から検証する。一九九〇年代の不良債権処理、二〇〇〇年代のデフレ論争、二〇一〇年代の世界金融危機。日本はどこで誤ったのか。そして陥った苦境をどのように突破すべきか。将来への持続性につながる経済政策を提言する。

目次

  • 第1章 バブル崩壊と不良債権処理の遅れ―一九九〇年代の日本経済
  • 第2章 長期化するデフレ―論争と政策
  • 第3章 世界金融危機―マクロ経済政策の世界的変化
  • 第4章 格差拡大と長期停滞―新たな問題にどう対処するか
  • 第5章 「失われた三〇年」とは何だったのか―要因と展望
  • 第6章 日本経済のゆくえ―持続性とフューチャー・デザイン
  • 終章 縦割り主義から「再帰的思考」へ

「BOOKデータベース」 より

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