本居宣長 : 「もののあはれ」と「日本」の発見

書誌事項

本居宣長 : 「もののあはれ」と「日本」の発見

先崎彰容著

(新潮選書)

新潮社, 2024.5

タイトル別名

本居宣長 : もののあはれと日本の発見

タイトル読み

モトオリ ノリナガ : 「モノ ノ アワレ」ト「ニホン」ノ ハッケン

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注記

主要参考文献一覧: p337-348

内容説明・目次

内容説明

日本思想史を画す「知の巨人」。その肯定と共感の倫理学とは。中国から西洋へ、私たち日本人の価値基準は常に「西側」に影響され続けてきた。貨幣経済が浸透し、社会秩序が大きく変容した18世紀半ば、和歌と古典とを通じて「日本」の精神的古層を掘り起こした国学者・本居宣長。波乱多きその半生と思索の日々、後世の研究をひもとき、従来の「もののあはれ」論を一新する渾身の論考。

目次

  • 序章 渡来の価値観―「西側」から西洋へ
  • 第1章 「家」と自己像の葛藤―商人、あるいは医者と武士
  • 第2章 貨幣経済の勃興―学術文化の都への遊学
  • 第3章 恋愛と倫理のあいだ―『あしわけをぶね』の世界
  • 第4章 男性的なもの、女性的なもの―契沖、国学の源流
  • 第5章 「もののあはれ」論の登場―『石上私淑言』の世界
  • 第6章 源氏物語をめぐる解釈史―中世から近現代まで
  • 第7章 肯定と共感の倫理学―『紫文要領』の世界
  • 第8章 「日本」の発見―「にほん」か、「やまと」か
  • 終章 太古の世界観―古典と言葉に堆積するもの

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD07046785
  • ISBN
    • 9784106039119
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    348p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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