「ふつうの暮らし」を美学する : 家から考える「日常美学」入門
著者
書誌事項
「ふつうの暮らし」を美学する : 家から考える「日常美学」入門
(光文社新書, 1317)
光文社, 2024.6
- タイトル別名
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ふつうの暮らしを美学する : 家から考える日常美学入門
- タイトル読み
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フツウ ノ クラシ オ ビガク スル : イエ カラ カンガエル ニチジョウ ビガク ニュウモン
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内容説明・目次
内容説明
よりよい“世界制作”のために、私たちの家を考えよう―。日々の暮らしを支える活動やモノを通じて「美」を捉える「日常美学」は、哲学の一分野である「美学」の中でも、とりわけ新しい領域。これまでの美学は、日常から離れた「芸術」を主な対象とし、家や暮らしにまつわる事象を無視してきた。しかし、私たちは日々の生活の中で「美」や「快」を感じながら生きており、その時にはたらく感性が音楽や美術を感じるときより低級だとは言えないはずである。椅子、掃除と片付け、料理、地元、ルーティーンなどの具体例を通じて、私たちの感性、そして世界を見つめ直す「日常美学」の入門書。
目次
- 序章 日常美学とはなにか
- 第1章 機能美―椅子を事例として
- 第2章 美的性質―掃除や片付けを事例として
- 第3章 芸術と日常の境界―料理を事例として
- 第4章 親しみと新奇さ―地元を事例として
- 第5章 ルーティーンの美学―vlog鑑賞を事例として
- 終章 家と世界制作
「BOOKデータベース」 より