女の氏名誕生 : 人名へのこだわりはいかにして生まれたのか

書誌事項

女の氏名誕生 : 人名へのこだわりはいかにして生まれたのか

尾脇秀和著

(ちくま新書, 1818)

筑摩書房, 2024.9

タイトル別名

女の氏名誕生 : 人名へのこだわりはいかにして生まれたのか

タイトル読み

オンナ ノ シメイ タンジョウ : ジンメイ エノ コダワリ ワ イカニ シテ ウマレタ ノカ

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注記

参考文献: p357-365

内容説明・目次

内容説明

江戸時代の女性名は現代とどう違ったのか?「お」の付く女性名はどこに消えたのか?近代女性名の「子」とは何か?何が今日の「夫婦別姓」論争を生み出したのか?アイデンティティとして名前に執着する現代の常識は、どのように生まれたのか?―男性名とは別物だった江戸時代の女性名が、明治期に男女共通の「氏名」となって現代の諸問題を抱えるまで、近代国民国家の形成、文字の読み書きや捺印、戦後改革など様々な事象を通して、日本人名文化の歴史的変遷を明らかにする。

目次

  • プロローグ―愛着の始まりを探して
  • 第1章 江戸時代の女性名
  • 第2章 識字と文字の迷宮
  • 第3章 名付け・改名・通り名
  • 第4章 人名の構造と修飾
  • 第5章 明治の「氏」をどう扱うか?
  • 第6章 「お」と「子」の盛衰
  • 第7章 字形への執着
  • 第8章 氏名の現代史
  • エピローグ―去る者は日に以て疎く…

「BOOKデータベース」 より

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