独仏関係史 : 三度の戦争からEUの中核へ

書誌事項

独仏関係史 : 三度の戦争からEUの中核へ

川嶋周一著

(中公新書, 2823)

中央公論新社, 2024.9

タイトル読み

ドクフツ カンケイシ : サンド ノ センソウ カラ EU ノ チュウカク エ

大学図書館所蔵 件 / 255

この図書・雑誌をさがす

注記

主要参考文献: p253-284

関連略年表: p285-293

内容説明・目次

内容説明

ドイツとフランスは、19世紀から20世紀にかけての70年間に3度も戦争を繰り広げ、不信と憎悪を募らせた。しかし、その後の両国は徐々に和解への道を歩み始め、EUの基盤を築いていく。なぜ、協調は可能だったのか?本書は、ド・ゴール、アデナウアー、ミッテラン、コール、メルケル、マクロンなどの政治指導者の政策、民間外交の動きなどを一望。因縁深い両国の関係を通し、欧州の歴史をたどり、展望を示す。

目次

  • 序章 憎しみ合う双子―敵対関係の成立
  • 第1章 先祖代々の宿敵へ―二つの大戦にかけての対立
  • 第2章 第二次世界大戦からの再出発とその限界―冷戦からドイツ分断へ
  • 第3章 関係改善と安定化へ向かって―シューマン・プランとヨーロッパへの埋め込み
  • 第4章 エリゼ条約の成立―ド・ゴール、アデナウアーと友好の制度化
  • 第5章 独仏コンビの時代―七〇年代から八〇年代にかけての「枢軸」化
  • 第6章 新しいヨーロッパを求めて―統一ドイツの登場と冷戦後の模索
  • 第7章 メルケルの時代と変わる「ヨーロッパ」―ユーロ危機からウクライナ戦争へ
  • 終章 ウクライナ戦争勃発後の独仏関係と未来への展望

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ