女たちの平安後期 : 紫式部から源平までの200年

Bibliographic Information

女たちの平安後期 : 紫式部から源平までの200年

榎村寛之著

(中公新書, 2829)

中央公論新社, 2024.10

Other Title

女たちの平安後期 : 紫式部から源平までの200年

Title Transcription

オンナ タチ ノ ヘイアン コウキ : ムラサキシキブ カラ ゲンペイ マデ ノ 200ネン

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Note

平安時代後期二〇〇年の年表: piv-xi

主要参考文献: p248-252

付録 歴史を描いた女たち(『栄花物語』一口紹介): p254-264

Description and Table of Contents

Description

平安後期、天皇を超える絶対権力者として上皇が院政をしき、それを支える中級貴族や源氏・平家などの軍事貴族、乳母が権力を持つようになる。そのなかで巨大な権力を得た女院たちが登場、莫大な財産は源平合戦のきっかけを作り、武士の世へと移って行く。紫式部が『源氏物語』で予言し、中宮彰子が行き着いた女院権力とは?「女人入眼の日本国(政治の決定権は女にある)」とまで言われた平安後期の実像がいま明かされる。

Table of Contents

  • 序章 平安後期二〇〇年の女人たちとは
  • 第1章 寛仁三年に起こった大事件―“刀伊の入寇”
  • 第2章 彰子が宮廷のトップに立つまで
  • 第3章 道長の孫、禎子内親王が摂関政治を終わらせた
  • 第4章 貴族と武者と女房と―“斎王密通事件”と武士
  • 第5章 躍動する『新猿楽記』の女たち
  • 第6章 院政期の中心には女院がいた
  • 第7章 源平の合戦前夜を仕切った女性たち
  • 第8章 多様化する女院と皇后、そして斎王たち
  • 第9章 究極のお嬢様―八条院暲子内親王と源平合戦
  • 第10章 それから―鎌倉時代以後の女性の力

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