不完全性定理とはなにか : ゲーデルとチューリング天才はなにを証明したのか

書誌事項

不完全性定理とはなにか : ゲーデルとチューリング天才はなにを証明したのか

竹内薫著

(ブルーバックス, B-2277)

講談社, 2024.11

完全版

タイトル別名

不完全性定理とはなにか : 完全版 : ゲーデルとチューリング : 天才はなにを証明したのか

タイトル読み

フカンゼンセイ テイリ トワ ナニカ : ゲーデル ト チューリング テンサイ ワ ナニ オ ショウメイ シタ ノカ

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注記

表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)

竹内流ゲーデル教程(読書案内): p261-270

内容説明・目次

内容説明

正しくても常に証明できるとはかぎらない。ゲーデルの不完全性定理は、公理と推論規則から数学全体を導こうと考えていた、当時の数学界に衝撃を与えました。チューリングは「決定問題」を考察するなかで、「チューリング機械」という仮想的な計算機から「計算可能性と停止問題」に行き着きます。二人は同じことを全く別の視点から証明したのです。天才たちの思考の軌跡を楽しく見ていきましょう。

目次

  • 第0章 こころの準備(公理から集合まで;いわゆる3ワカランについて;この本の構成と読み方)
  • 第1章 無限に挑んだドン・キホーテ、ゲオルク・カントール(まちがいだらけと揶揄されたカントール;無限ホテルの怪 ほか)
  • 第2章 ラッセル卿の希望を打ち砕いたクルト・ゲーデル(ラテン語の文法を完全にマスターした子供;論理学超入門(真偽表) ほか)
  • 第3章 チューリングの辞書に「停まる」という文字はない(チューリングの肖像;友人の死と心脳問題 ほか)
  • 第4章 Ω数、様相論理、エトセトラ(グレゴリー・チャイティンとΩ数;いろいろな不完全性 ほか)
  • 特別対談 不完全性定理―数学と哲学の交差点から 加藤文元×竹内薫

「BOOKデータベース」 より

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