西洋中世のキリスト教と社会 : 橋口倫介教授還暦記念論文集

書誌事項

西洋中世のキリスト教と社会 : 橋口倫介教授還暦記念論文集

橋口倫介編

刀水書房, 1983.11

タイトル読み

セイヨウ チュウセイ ノ キリストキョウ ト シャカイ : ハシグチ トモスケ キョウジュ カンレキ キネン ロンブンシュウ

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注記

内容: 総論-もう一つの中世史(橋口倫介), 聖アウグスティヌスとローマ帝国-『神国論』の歴史観と国家観(出崎澄男), 聖画像破壊問題における東西教会の関係(松本茂男), 初期中世スペインにおける奴隷制-研究動向をめぐって(関哲行), レオン・カスティリア王国における<グレゴリウス改革>の史的位置づけ(北田よ志子), ロレーヌ系修道院改革運動-グレゴリウス改革との関係について(藤岡良江), <十二世紀ルネッサンス>とシャルトル学派の自然学(熊倉庸介), 十二世紀ルネサンスとソールズベリのジョン(柴原大造), ソールズベリのジョンの書簡集にみるベケット論争の一側面(渡辺愛子)

西欧中世における救済施設-施療院の系譜(東丸恭子), <最盛期>教皇権の理念と現実-インノケンティウス三世の対英政策に見る(梅津尚志), シャルル・ダンジューの地中海帝国(長谷川星舟), 聖ルイの十字軍-その心性史的考察(橋口倫介), フランス中世末期大学史研究と<聖職禄希望者名簿>(大嶋誠), 西南ドイツをめぐる中世末期の政治思想状況(広島準訓), 中世ヨーロッパの宗教運動における<狂信>と<不寛容>について-一三四九年の鞭打苦行運動に見られるもの(藤川徹), エラスムスと三言語学寮の設立(国府田武), 十六世紀スペイン異端審問の展開-モリスコ問題とカスティリア異端審問(宮前安子), 近代スペインの成立-その内圧と外圧(小林一宏), 宗教改革史の展望(磯見辰典)

橋口倫介先生略歴・業績抄録: 巻末pii-vi

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