意識
著者
書誌事項
意識
みすず書房, 1969.9-1971.1
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- タイトル別名
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La conscience
- タイトル読み
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イシキ
大学図書館所蔵 件 / 全287件
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内容説明・目次
- 巻冊次
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1 ISBN 9784622019602
内容説明
エーの精神医学の体系は従来の伝統的精神医学のそれとはかなり異なっている。彼にとって、重視すべきは急性精神病と慢性精神病の区分である。そうして前者が意識の病理に属するとすれば、後者は人格の病理にかかわる。本書においては、従来の彼の意識の概念は拡げられ、「意識野」だけでなく「自我の構成」ないし「人格」をも意識の一面として捉え、さらに意識と無意識の関係も論じている。初版の序で彼は述べている。
目次
- 第1部 意識存在(意識の定義の問題;哲学と意識の問題)
- 第2部 意識野あるいは体験の現実性(意識野の構造解体;意識野;意識野の神経生物学)
- 巻冊次
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2 ISBN 9784622019619
目次
- 第3部 自我あるいは自己の意識存在(自我の変容から疎外へ;自我の自己構成)
- 第4部 無意識(無意識的諸現象;無意識の理論的否定と肯定;無意識についてのフロイト説)
- 第5部 意識的になること(意識存在の属性としての無意識;心的存在の力動的構造および陰性面と陽性面との弁証法;意識存在によって無意識を枠にはめこむこと、およびモラルの問題;精神医学の領野と意識存在の疎外)
「BOOKデータベース」 より