アリストテレスとアメリカ・インディアン

書誌事項

アリストテレスとアメリカ・インディアン

L. ハンケ著 ; 佐々木昭夫訳

(岩波新書, 青-889, D63)

岩波書店, 1974.3

タイトル別名

Aristotle and the American Indians : a study in race prejudice in the modern world

アリストテレスとアメリカインディアン

タイトル読み

アリストテレス ト アメリカ・インディアン

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注記

原著 (1959) の本文の全訳

シリーズ番号表示: 第2刷(2022年)には「D63」の表示あり

価格: 第2刷(2022年)は940円+税

内容説明・目次

内容説明

コロンブスによる新大陸「発見」以後、ヨーロッパ人は原住民を奴隷状態で酷使し、それをアリストテレスの「劣者は優者に支配される」という論理によって正当化した。スペインの聖職者ラス・カサスは原住民の側に立ち、生涯をかけてこの論理に抗う—。十六世紀中葉における人間の平等性をめぐる思想的闘いを感動的に描く。

目次

  • 1 空想としてのアメリカ
  • 2 アリストテレスとアメリカ、一五五〇年まで
  • 3 ラス・カサスとセプルベダの前哨戦、一五四七‐五〇年
  • 4 バリャドリ大論戦、一五五〇‐五一年—舞台装置
  • 5 バリャドリ大論戦、一五五〇‐五一年—アリストテレスの先天的奴隷人説のインディオへの適用
  • 6 バリャドリ大論戦、一五五〇‐五一年—インディオに対する正義の戦争の遂行
  • 7 戦闘の余波、一五五〇‐一九五五年
  • 8 「世界のすべての民族は人間である」

「BOOKデータベース」 より

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