はじめにイメージありき : 原始美術の諸相
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はじめにイメージありき : 原始美術の諸相
(岩波新書, 青-807)
岩波書店, 1971.12
- タイトル読み
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ハジメ ニ イメージ アリキ : ゲンシ ビジュツ ノ ショソウ
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内容説明・目次
内容説明
アフリカ、ヨーロッパ、インドネシア等世界各地で先史・古代及び未開美術を長年調査した著者は、胴窟壁画、岩面画、建造物、石器等の素朴で力動的な原始美術の諸相について述べる。同時にこれらの原始美術を創り出した人々の生活と心性を考察し、人間が自己と外的世界との関連づけを最初に得るのは“イメージ”によることを明らかにする。
目次
- 1 生命力のイメージ—ラスコー洞窟の壁画
- 2 出産の呪術—旧石器時代のヴィナス
- 3 動物と人間のあいだ—極北美術とレバント美術
- 4 舞台に登った人間—ブッシュマンの岩面画
- 5 暮らしのパターン—サハラの岩面画
- 6 巨石の魅惑—ヨーロッパの巨石文化
- 7 触覚の造形—ゴーロワの彫刻
- 8 土のドキュメント—モチーカの土器
- 9 精霊にささげられた島—ニアスの村・家・巨石彫刻・偶像
- 10 彼岸への架け橋—トラジャの家と墳墓
- 11 石とブロンズに秘められた権力—アフリカの王朝美術
- 12 はじめにイメージありき
「BOOKデータベース」 より