書誌事項

日本の高校 : 成功と代償

トーマス・ローレン著 ; 友田泰正訳

サイマル出版会, 1988.3

タイトル別名

Japan's high schools

日本の高校

タイトル読み

ニホン ノ コウコウ : セイコウ ト ダイショウ

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注記

文献: p367-381

内容説明・目次

内容説明

著者は、典型的公立校、エリート私立校、定時制校、伝統校、商業高校の五つの異なるタイプの日本の高校を1年間フィールドワークし、追跡調査を行なった。そして、その相互比較から日本の社会的不平等の構造を、その共通性から国民文化と学校文化の特徴を、さらには高校体験が日本人の性格形成に及ぼす影響までを、明らかにしている。小学校で培われた平等主義の価値観が、序列的な高校でどう変質していくのか—大平正芳記念賞など受賞の労作。

目次

  • 高校教育への総合的アプローチ—プロローグ
  • 1 社会的・歴史的背景—実態と分析(五つの高等学校;大学入試—高校教育への制約;高校の社会生態学)
  • 2 高校教育の現場—生徒の原体験(空間と時間のデザイン;学校組織と人間関係;教育現場と政治;授業と教科書の世界;高校生のライフスタイル)
  • 高校教育のめざすもの—結び

「BOOKデータベース」 より

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